法善寺横町について

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大阪の難波のある場所に大阪の風情を感じられる場所があります。

賑やかなミナミの一画にありながら、しっとりとした雰囲気が味わえる法善寺横町です。
およそ歓楽とは無縁な線香の香りが漂っていて、風情のある石畳の路地の両側には、飲食店がひしめきあって並んでいます。
道頓堀と並んで数々の歌にも登場し、浪花情緒あふれる一角でもあります。

法善寺横町の名前の由来となった法善寺の不動明王像があります。
「水かけ不動さん」という名前で親しまれています。
このお不動さんは、商売繁盛、恋愛成就など、さまざまな願いを込めて、お参りの人が水を掛けています。
お参りの人が掛ける水で全身緑色になって苔生しています。
また汲み置きの水がなくなれば、気づいた人が、そばのポンプで水を汲み、次の人のために備えているといいます。

水かけ不動さんで願をかけて、石畳の横丁をウロウロすれば、浪花情緒を目と耳と舌で味わえます。
ここはお洒落な店が多く、バーやスナックは、もとよりイタリア料理店やフランス料理店などもあります。
お店一店舗当たりの広さは狭く、他のお客や店主との距離も近いのも特徴です。
老若男女が夜通し集まり、食事や晩酌を楽しんだりしているのです。
この狭さ、密集性が法善寺横町独特の雰囲気を醸し出し、昔から客を惹きつけてやまないのです。

また過去に火災に見舞われましたが、芸人さんや横丁を愛する人々の力添えもあって、その都度甦り、現在も変わらぬ姿で人々を暖かく迎えています。
飲食店の店主もお客さんも、この町並み、この通りを本当に愛しています。
まさに法善寺横町は人情に支えられているのです。

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